Nao

哀れなるものたちのNaoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3
1人で見に行くのがおすすめ。誰と見に行っても絶妙に気まずい気持ちになりそう。(私は同性の友人と見たのだけど、誘った側ということもあって、どうだった?なんてことすら聞けない気持ちになった…)

倫理観がぶっ飛んだ話が好き!
ちょっと難解な話が好き!
おしゃれな衣装が好き!
アーティスティックな画作りが好き!
エマ・ストーンが好き!
どれかに当てはまるなら、見に行って損はなし。








以外ネタバレ







雑な感想:
エンドロールが最高
熱烈ジャンプのシーンの曲なんなんあれ
モノクロからカラーの転換でベラの世界が広がった感を出すのがとても良い
全てをものすごい速さで受け入れていくマックスが一番キモい。
鳥犬とか豚鳥とか地味に可愛いと思える造形なのがすごい。
ベラが囚われてる何かをことごとくぶち破っていって、果ては男性の象徴であるダンカンや元夫をぶっ壊す展開はなんとわかりやすくすばらしいフェミニズム。ゴッド=父は壊さないのも素敵。
娼館にくる客たちが、強キャラすぎる。
大人の体に少女の無垢さがそなわることで、エロがエロじゃなく感じられる不思議
監督はほんと監禁されてる女子の成長物語が好きね。
Nao

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