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哀れなるものたちのおのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前情報をあまり入れずに鑑賞
結果、もう少し調べていれば良かったなと思った

簡単に言えば難しかった
映像の綺麗さ、色彩や建造の美しさはあるものの、人体実験や解剖、主人公ベラの無垢ゆえの狂気を感じてちょっと怖かった

社会主義的考え方や女性の人権確立などはまだ考察が足りないので感想を書けないけど、フィルムで撮られてるという部分を前情報として頭に入れて見てたのでその部分を。

やっぱフィルムの質感だったり光の入り方が凄く良かった。後から知ったけどKodakがこの映画の為に35mmポジフィルムを作ったらしい
Kodakの色の出方と映画用フィルムならではの光の表し方が融合してて、一言で表すなら「良いとこ取り」って感じだった

あと、男友達と見に行って濡れ場が多くて上映後少し気まずくなったので、やっぱこの手の映画は親しい人を誘った方がいいなと自責

原作(小説)を拝読して、しっかり理解した上でもう一度映像で観たい
あと、作中のファッションが可愛かったのとラストのヤギ人間将軍は1932年「フリークス」を彷彿とさせるラストで(本当にこれがハッピーエンドなのか?)とはなった。まぁハッピーエンドなんでしょう。
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