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哀れなるものたちのikurah114のネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

子供ならではの奔放さに笑ってしまう場面もあった。
お伽話のような画も素敵だった。
途中で流れる不協和音のような音が良いアクセントになって、忘れられない。
少しずつ美しく自立した女性に成長していくベラに魅入ってしまう。ベラの子供ならではの社会に対するピュアな視点が、哲学や社会学とつながるのも面白い。見終わった後、なんだか学ぶべきことが多かったように感じた。

赤ちゃんの脳を入れられ性に溺れる主人公も、美しい彼女を支配し所有しようとする男達もみな、人間として不十分なのかもしれない。
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