shiro

哀れなるものたちのshiroのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.1
本来なら受け入れがたいグロテスクな内容なのに、不思議と嫌悪感が湧かない。
登場人物たちに、そこはかとなく愛着を感じる作品でした。
人間としてダメダメなダンカンも可愛げあり、演じるマーク・ラファロの醸し出す哀愁がよかったなぁ。
なんといってもエマ・ストーンのベラは素晴らしい。
子どもでマダムで、道徳も常識もぶっ飛ばす爽快なお話し。
ベラとして生きる目的を見つけるまで、経験すること、考えること、比べることって大事ですね。
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