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哀れなるものたちのharukaのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.6
ベラ自身も含めて出てくる人間全員がどこかで絶対poorだし人間とはそういうものということなのだろうが、オチが気に入らなかったすぎてランティモス好きだからこそ残念すぎた
ベラにとっては練習台以上でも以下でもなかったのかもだけど下劣を同じ下劣で打ち返して欲しくなかった 有害な男性性に対してああいう仕打ちでスカッとしたいわけじゃないじゃん ベラにそんなつもりなくても観客にそう受け取られかねない表現ってすごく危ういよ… かなしい
あと結局自分には立派な家があって庭があって使用人がいてご飯が食べれてジンが飲めて勉強ができるんだよなぁと葛藤する描写も後半に欲しかった 中盤のクルーズでの二人との邂逅がとても良かっただけに
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