予備知識なしで行ったら最初「ゲッ趣味悪ッ」とか思っちゃったんだけど話が進むにつれて面白くなっていった！（世界観に慣れたのもある）あと笑えるところが結構ある。
精神が未熟なまま性の快楽に溺れる女（そしてその女に振り回される）ってなんか谷崎潤一郎とか手塚治虫が書きそう。偏見です。
ベラが出会うふたりのババアたちがマブくてさいこ〜でした。酸いも甘いも知り尽くした女は図太く賢くしたたかでなくちゃね。
要所要所見るとフェミ映画っぽいけど読後感は案外ストレートに成長物語というか、自我の目覚め。フェミはその副産物って感じだった。
言わずもがな美術や衣装などなど画面が大変美しく絵画のようでそれだけでも楽しいんだけど、個人的にはエンドロールの見せ方が新しく感じてよかった！おしゃれ！
