天才医師により蘇生したベラは、世界に出て様々な経験を重ね成長していく。
数々の賞を受賞した話題の問題作！
こんなにも作品を観て自分が何をどう感じたか分からないのは初めて（笑）面白かったのかどうかも分からないくらい、ただ圧倒された感じ。
でも2時間を超える長編にもかかわらず、全く飽きずに観終えました。
とにかく主演のエマ・ストーンが凄かった。この一言に尽きる。
想像以上の大胆な脱ぎっぷりにも驚いたけど、表情の変化がすごい…いろんな経験を経て心が成長していくにつれて、顔つきがどんどん変わっていくのが不思議だった。
白黒になったりカラフルになったり、魚眼レンズで覗いてるみたいになったり、映像がバラエティに富んでいて面白かった。
衣装もなんだか妙なんだけど、世界観に合っていて違和感はなかった。
世間の常識とか他人の目とかを全く気にせずに、自分の好奇心と経験からの学びだけで突き進んでいくとあんな風になるんだろうか？
ちょっとだけベラが羨ましくもあり、でもあそこまで極端には生きたくないなとも思ったり。
ラストが「そうくるか！」っていう衝撃で、エンドロール観ながら放心状態でした（笑）
『女王のお気に入り』もそうだったけど、正直不快なシーンや表現も多いのになぜだか最後まで見入ってしまう世界観で、個人的に嫌いではなかったです。
とにかく新世界でした。
