Finn

アベンジャーズ/エンドゲームのFinnのレビュー・感想・評価

5.0
公開当時(2019年4月27日!)劇場での初鑑賞から何回も観ているけど、今日久しぶりに観たので記録。

笑いあり涙あり、ハラハラドキドキと大興奮あり。
キャップのエンディング含め賛否ある部分もあったけど、アイアンマン公開から10年リアルタイムで追ってきたMCUファンとして、何度観ても最高の締めくくりだったなと個人的には思います。


以下ネタバレあり


まずインフィニティでまさかの出番がなかったクリントから始まるとは思ってなくて、何も知らない彼に起こった悲劇に開始早々泣いた記憶がある(笑)

大切な人たちを失った5年間、みんな苦しんで前に進めない中、突如戻ってきたアントマンによって時間が大きく動き出すという展開にびっくり。まさか量子力学でタイムトラベルして石を探すことになるとは!

懐かしい過去のシーンを違う視点で観ることができて胸熱だった。オリジナルでは描かれていない部分でこんなことがあったんだ!とか、あの人も実はここにいたのね!とか、フランチャイズならではの演出が良かった。
ソーとトニーがそれぞれ親と再会して言葉を交わすのも良かったなぁ。

ナターシャがここで離脱するとは本当に予想外で、ヴォーミアに向かうことが何を意味するか分かっていたから先を観るのが辛かった…。
アベンジャーズの一員として仲間と戦ってきたことが彼女にとても大きな変化をもたらして、身を投げ出すほど大事に思っていたんだなと思うと泣ける。強くてカッコよくて、でも人間らしさのあるブラックウィドウは、スカーレット・ジョハンソンにしか演じられなかったと思う。

最後の闘いはもう怒涛の展開。その中でも過去作を観てるとニヤッとしちゃうセリフとか展開があって、ファンとしては楽しかった。
キャップが遂にソーのハンマーを持てたときは、ソーと一緒に"I knew it!"ってガッツポーズしちゃう(笑)

ファルコンの"On your left"で次々にみんなが現れるシーンはもう、何度観ても鳥肌。このシーンだけ何度も繰り返し観ちゃう。これぞマーベル!!っていうね、最高。ペッパーまでスーツ着て駆け付けるとは予想してなかったわ。
あれだけのキャラクターがいる中で、一瞬でもそれぞれ見せ場があって好き。

特に女性ヒーローが集まるシーンは純粋にカッコ良かったし、こんなに女性ヒーローが増えたんだなぁと感慨深かった。だから余計にそこにブラックウィドウがいないのが寂しい。。

これだけMCUの世界が広がってキャラクターもめちゃくちゃ増えたけど、やっぱり主人公はアイアンマンだったよねって改めて思った。
利己的で他人と上手くやるなんて考えられなかったトニーが、ヒーローになり家族ができて、最終的に自身を犠牲にして世界を救うなんて本当に感動。その後のメッセージも含めて本当に大円団だった。

アベンジャーズでいつも楽しみなエンドロールも、出演したキャラクターたちが順番に登場してすごく良かった。
そしてラストのオリジナル6!やっぱり私の中でMCUといえばオリジナル6が原点であり至高。キャラクターが増えて単独映画が次々に出ても、アベンジャーズでまた集まるのが大好きだったので、最後に特別な演出をしてくれて嬉しかった。

アイアンマンから続いてきた壮大なストーリーの素晴らしい完結だったと思います。
ご都合主義な部分とかちょっと強引な部分はあれど、全部のピースを上手くハメて一つのユニバースとして作ってきたのは本当にすごい。
私の中ではこれ以上ない最高の締めくくりでした。I love you 3000
Finn

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