哀れなるものたちのマキネスタのネタバレレビュー・内容・結末

一杯喰わされた
ベラが生と性の中で、自由と自立を獲得する新手法のロードムービー的作品だと捉えて観ていたら、最後の数分でベラも含め「哀れなるもの」に成り下がるというインパクト

ラストシーンへのあくまで個人的な解釈だが、社会思想や運動が生まれる中、それらの範疇を超えた過度なアクションや一方的すぎる主張までも、全体のムーブメントに流され正としてしまうような状況に対しての痛烈な風刺を感じた