ゆう

シチリア・サマーのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

シチリア・サマー(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

実話?と思いつつ鑑賞。


昼のシーンは冬の今日でも夏のシチリアに吹く爽やかな風を感じれるくらい風景が美しく、夜のシーンは静寂から胸に響く花火が夜空に上がる光景が美しい。
主人公の2人も言うまでも無く美しく、近年のこういう映画『君の名前で僕を呼んで』や『Summer of 85』を彷彿とさせた。
親の葛藤と対峙する展開も2人が愛を育む展開も見た事があったけど、急に生々しい描写に思わず席を立とうと思ったがそのシーンも思わぬ手の差し伸べ方でなんとか乗り越えれた。きっとこの時代に生きていたら周りはこれが唯一できる事なのかもしれない。


上の感想が最後の"2つの音"で全てがなくなるくらい現実は最悪なんだとこれを書いてる時にも泣きたくなる。
ゆう

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