シチリア・サマーのlaylaのレビュー・感想・評価

同じ時代同じイタリア、同性愛に対する偏見や無理解な人が出て来ない
「君の名前で僕を呼んで」は平和だった。甘美な楽園のようだった。
この映画ではそれが家族の恥、大罪として扱われ、とんでもない仕打ちや差別を受ける。
テーマがとても重い。
実話がベースである。現実は厳しい。
この事件はその後、社会を大きく動かしたとの事だけれど、まだまだ同性間の関係を犯罪とし、重い刑罰を科せられる国も多くあるという事実を改めて思った。