シネフィルFUKUHARA

ブラインドネスのシネフィルFUKUHARAのレビュー・感想・評価

ブラインドネス(2008年製作の映画)
4.3
数年に1度見返す傑作。
神が人間に与える罰なのか?
始まりから終わり方まで描き方がとても良い《人間怖い系》映画でもある。
ジョゼ・サラマーゴ原作『白の闇』の映画化で、『シティ・オブ・ゴッド』や『ナイロビの蜂』のフェルナンド・メイレレスが監督した2008年の日本・ブラジル・カナダ合作のディストピア映画。
こんな事が起こったら「世の中(政府、軍)は本当にこういう対応になるだろう」と考えて恐怖する。
ただ「ヒゲが伸びて無いのはおかしい」とかの詰めの甘さが少しはある。