ま

ブラインドネスのまのレビュー・感想・評価

ブラインドネス(2008年製作の映画)
2.5
もしも失明したら、もしもそれが自分だけじゃなく周りも皆そうだったら…


目が見えなくなる謎の病気が流行。
菌に感染した人はたちまち失明し、感染がどんどん広まっていく。
感染者たちは隔離病棟に監禁され劣悪な環境下で生き抜く。。

そんな病棟で唯一目が見える女性(ジュリアン・ムーア)が目の見えないフリをするのだが…

ウイルス系な話は結構あるけど「目だけ見えない」という発想が新しい。
みんな目が見えなかったら確かに掃除とかしようがないので部屋がどんどん汚くなったり、誰も見えないから羞恥心がなくなったりするんだなと思った。

過酷な環境で冷静さや倫理観がどんどん失われていく感じは良かった。

ツッコミどころとしては政府や医療関係者がそんな病気に対してもう少し何か対策すると思うんだけどそこが全然なくてほったらかし状態。

あと若干目が見えない人たちの演技もちょっと違和感。完全に見えない人だったらもっと動いたり生活するの困難なはず…

なぜか伊勢谷友介と木村佳乃も出演。外国人の中にいる日本人てどうしてあーいう演技になってしまうのだろうか毎回不思議なのと安くなる。

目が見えない人々が街を徘徊するシーンはゾンビ映画の様だった。思ったより地味だったけどアイディアは面白い。
ま