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ブラインドネスのKSKのレビュー・感想・評価

ブラインドネス(2008年製作の映画)
3.8
パンデミック系の映画なのに、感染すると死ぬわけでもなく、ゾンビになるわけでもなく、突然失明する奇病にかかるという斬新な設定が面白かった!

これだけ聞くと、シンプルに突然失明するということ自体に恐怖を感じるかもしれない
だが、主人公のみがその病にかかっていないという設定により、感染者収容施設や街などの惨状が『見える』ということの恐怖までも描かれてることが素晴らしいと思った

パンデミック・パニック映画において、極限状態に陥った人間の行動や心理状態などの描写は様々で重要な要素だと思うが、そこも独特な怖さや尊さがあり良かったと思う

失明する要因自体の解決などは全くなく、全てが突然のため賛否が分かれそうなとこだが、個人的には好きな作品!
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