アリー

国境ナイトクルージングのアリーのレビュー・感想・評価

国境ナイトクルージング(2023年製作の映画)
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2024年10月20日新宿ピカデリー
男女男のバイクの3人乗り。一度だけやったことがある。40年前バックパッカーみたいな感じでタイ国内を回っていて、コサムイ島に行った時のことだった。当時のコサムイはほぼ観光開発はされていなくて、そこで一緒になった日本人の女の子と宿を探し、斡旋してくれた兄ちゃんのバイクに3人乗り+バックパック2つで宿まで行ったのだった。
なぜか夕日の中3人で走った記憶が今でも残っていて、予告編でバイク3人乗りを見て、これは観なくちゃと思ったのであった。
以上。

じゃない。
内容は、「悪は存在しない」のラストシーン+
「ぼくのお日さま」のスケート話+
「SUPER HAPPY FOREVER」のドリカム編成物語だったよ!
だからよくないという話ではない。逆に最高の青春映画だった。エモい男女男の話だ。必見。
全体としてはすごくエモくていいんだけれど、見ながら「ちょっとそれはな~」とひっかかるシーンが多々あって、でも見終わった今そんなことはどうでもよくなってきた。

でも熊のシーンはね。。。もうちょっとなんとかできなかったのか。あとエロシーンは必要ないと思った。
「国境ナイトクルージング」というタイトルはないな~。そういうシーンも出てくるが、原題の「燃冬 The Breaking Ice」の方が絶対いい。

この映画、もうちょっと噛みしめてみたい。
アリー

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