国境ナイトクルージングのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

行き詰った事情抱えた3人で過ごす数日の物語。
彼等は最初から解っている　――　この刹那な時間、このモラトリアムの終焉を。
青いけれど、それを"青春"と呼ぶには遅すぎるし、"諦念"にはメッチャ早すぎる。
だけど、それぞれが何か"達観"したし、"旅立ち"を決意した。(卒業じゃないよね)
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3人の距離感、感情の質感は観ている側が十人十色、感情移入の度合いは色々＆様々だと思う。
たぶん、それが正解ですよね。
久々に"キュン"として、"グｯ"ときた気持ちの良い物語でした。