あんがすざろっく

憧れを超えた侍たち 世界一への記録のあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

4.5
野球の知識はまるで素人の僕が書くレビューです。
知ったかぶりしてたらごめんなさい。
野球のこと、全然分かってねぇなぁと思われることがあったらごめんなさい。

スラムダンクのアニメレビューでも書かせてもらいましたが、僕を除いた家族全員(娘と息子、奥さん)が立て続けにコロナに罹患してしまい。去年に続いて、又もや自宅療養。2年連続で夏休みが潰れた…😭
5類に移行したとは言え、やはりその威力を甘くみてはいけない。

試験勉強も気が気ではなく、もう一旦休憩☕️
そんな訳で、自宅で配信三昧(と言いたいところですが、ほとんどハイキューとスラムダンク)。
あまり映画は見れなかったけど、奥さんも前からずっと見たがっていた本作を鑑賞。

まるでスポーツには興味ないのに、オリンピックだワールドシリーズだハイキューだスラムダンクだって、ミーハー根性丸出しでテレビにかぶりつく僕。
好きな選手がいれば、好きな球団やチームを応援したくなりますけどね。

そんな僕でも、大谷選手はやっぱり凄いなと思うし、彼がWBCでジャパンチームに選抜された時は、むちゃくちゃ興奮しました。




本作は2023年のWBC、侍ジャパンの活躍を追ったドキュメンタリーです。
お〜、まるで情熱大陸だ。

メインはどうしたって大谷選手。
やっぱり彼は絵になります。
その気迫もそうだし、凄い偉業を成し遂げているという気負いを、あまり感じさせない。
常にフラットに見せるというのも、なかなか出来るものじゃないですね。


チームをバックアップしたダルビッシュ投手の存在も大きかったですね。
チームの雰囲気作りや、投手陣へのアドバイスも、メジャーリーグ、WBC経験者の彼だったからこそできたことだと思います。

今回のWBCで初めて名前を知ったヌートバー選手も、本当にいいムードメーカーでした。
彼が1番で打席に立ったのも、ジャパンの勢いをつけてくれましたね。

小指を骨折しても登板し続け、決勝まで躍進した源田選手に、サムライ魂を見ました。

準決勝での佐々木投手、彼のプレッシャーは計り知れないものがあっただろうし、悔しかっただろうなぁ。
まだ21歳でしょ、それで日本の旗を背負って立つって、想像できない。

そして、分かってても鳥肌が立ってしまう、準決勝での村上選手の覚醒。
リアルタイムでも、職場で見てましたけど、思わず大声で叫んじゃいましたよ。
彼がヤクルトスワローズで、「むらかみ様」と呼ばれているのは知っているし、WBC中にこのメキシコ戦に至るまで、どうしても成績が振るわなかった姿も見てきました。
それが、あのタイミングでのあの覚醒。
映画見てるのかと思いましたよ。
彼は何かを持ってますね。



選手陣も確かに素晴らしかったけど、このチームを結成するまで、本気で向かい合ってきた栗山監督やスタッフ。
彼らの戦いでもあったんですね。
夢のようなチームを実現する為に、苦渋の選択もあっただろうし、譲れない要求もあったはずです。
諦めなかったのは、選手もスタッフも一緒。
カッコイイな。



締めるのは大谷選手。
憧れの選手っていると思います。
でも今日だけは、憧れるのを辞めましょう。
憧れを乗り越えて、トップになる為に今日ここにいるんです。


「泥だらけのクローザーは
 唯一無二の二刀流の証」




あ〜いよいよ明日から仕事…
何とも言えない夏休みでしたが、モチベーション上げていかなきゃ✊
あんがすざろっく

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