悪の組織スペクターのプロフェルド(テリー・サバラス)を追う為にポルトガルで任務を遂行していたジェームズ・ボンド(ジョージ・レーゼンビー)はその最中にテレサ(ダイアナ・リグ)という美女と知り合った。
彼女はスペクターの対抗組織であるコルスの首領ドラコ(ガブリエル・フェルゼッティ)の娘だと知るボンド。
テレサの身を案じたドラコはボンドに結婚を頼み、ボンドはプロフェルドの情報を知る上で承諾した。
しかしボンドはテレサを本当に愛し・・・。
シリーズ第6作目。
ボンド役をショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに交代した作品。
しかしながらレーゼンビーは今作のみ。
ジェームズ・ボンドがシリーズ中で結婚するという何気にポイントになる作品ではあります。
見ものである雪山をスキーやボブスレーを使ったアクションはなかなか面白い。
プロのスキーヤーをスタントにしてるだけあってかなりの迫力です。
ところがクライマックスのプロフェルドの研究所でのバトルが随分大味というか…(笑)
集団で襲ってわちゃわちゃするバトルとかあんましこのシリーズで求めてないんですけどね。
そのシラけた感じからの大オチがあまりにも切なくて驚きます。