さくぞー

アポカリプトのさくぞーのネタバレレビュー・内容・結末

アポカリプト(2006年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

見応えしかない映画。ずっと画面に引き込まれる。序盤の「グロきつそう…見てられるかな…」からの面白さ超加速。
長尺だけど連載マンガでも読んでいるのかというほどの重厚感と没入感。グロさはそこそこで、指を切り落としたり目を潰したりはないので映画好きなら余裕で観れると思う。
本当に捕虜編と逃走劇編で半々くらいで濃すぎ。捕虜編は未知の文明の恐ろしさが描かれるスリラーとして、逃走劇編はランボーのような森を使った痛快アクションとして面白い。

もっと文明人みたいな奴らが来るのかと思ったらガッツリ同族だった。マヤ文明は都とかでもこういう感じなのね。
敵の親玉ポジだけどゼロ・ウルフがかっこいい。

生贄シーン異様さと勢いがめちゃくちゃ良くて逆に見つめてしまう。「これぞ神の心臓ォォオーーーーー!!!」は真似したい。落とされた首視点も面白い。
主人公が運で助かるシーンすら神秘性がある。

キャストも無名で役名もほぼ分からないからWikipediaにも載ってないけど、吹き替えがめちゃくちゃ豪華。小川真司・多田野曜平・加瀬康之・乃村健次がいる気がする。ミドル・アイの東地宏樹は分からん。凄い。

ていうかDVDパッケージにも使われてるFilmarksのメインビジュアル、センター主人公じゃないじゃん。
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