ストローカーエース

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のストローカーエースのレビュー・感想・評価

3.5
舞台はベネチア。
悪天候のため外部から遮断され密室と化した建物の中で起こる殺人事件。
一線を退き、隠居生活をしている名探偵ポアロが事件に巻き込まれる。

犯人はこの建物に巣食う悪霊なのか?
それとも閉じ込められ面子の中の犯行か?

昔見ていたTV版の横溝正史シリーズに名探偵コナンをミックスしたような映画。
派手さはなく、懐かしい感じ。

全編暗い建物の中で淡々とストーリーが進んでいくため、CGを多用して、テンポが早い昨今の映画に慣れ親しんでいる観客には、本作は眠気を誘うかもしれない。(私も何度かウトウト‥)

とはいえ、この雰囲気、カメラワークは嫌いではない。

また、エンドロールが短いのも吉。
我先にと出口に殺到するお客様も皆無でありました。