ふぉー

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のふぉーのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今回は、ハロウィンに合わせてホラーみが強く作られており、ハロウィンに観るにはうってつけだった。私もハロウィンに参加しているようでワクワクした。

ポアロの話は様々な『愛』が出てくるなぁと思っていて、今回は親子愛…娘に歪んだ愛を注ぎ執着するロウィーナと、結果として殺されてしまうアリシアのドレイク親子。対して、大切な息子を救うために自ら命を絶つドクターと、父親をどうにか支えようとしそれが悲劇となってしまうレオポルドのフェリエ親子。この2組の親子のそれぞれの愛がすごく良かった。
また、今回の助手は娘のアリシア…死者が探偵の助手になるというのがハロウィンぽくて良い。ロウィーナの最後も、きっと偶然なんだろうけれど、まるで幽霊が居るかのようなことは、確かに時々あるよなと思った。絶対にない!と断言するポアロも併せて好き。
毎度物悲しい雰囲気で終わっていくの大好き。ポアロは生涯現役で生き生きしてて欲しい。
ふぉー

ふぉー