sa

普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気のsaのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これが現実なのが本当に苦しい

政治的思想や国家からのマインドコントロールが怖すぎる
あの時代のドイツは独裁主義だったわけだし過激な思想になるのも理解はできる

それでも無抵抗な民間人を何の感情もなく殺すことができるのがおかしいんだよまじで
墓穴に裸で立たされてそれを撃ち殺す映像は衝撃的、まるで人形のようにバタバタと生身の人間が倒れていく様子、あまりにも衝撃的で唖然とした
途中、赤ん坊を木に打ち付けて殺すことで球を節約できるって話に、母親と一緒に打てばいいんだよという会話も胸糞悪すぎた

私には怪物に思える
拒否できた状況下でもあって、実際拒否した人もいる訳なのに少なからずとも殺すことを選んだ事実は変わらん
臆病者とか裏切り者とか言われる方が何億倍もいい、何も罪のない無抵抗な人間を殺すことに何の意味があんの?
国家のためとか何を思ってそうなる?理解できないただひたすらに怒りと悲しみって感じ
sa

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