原作が小説だと知らずに予告が気になり、役者さんも好きな方ばかりなので鑑賞。
詐欺の売り子グループのまとめ役を担う姉と、出所したばかりでトラブルメーカー気味の弟。
犯罪にまみれた裏社会で生きる姉弟と、それを取り巻く犯罪者達。
ある出来事により事態は急転、はたして姉弟の運命はいかに...
何より安藤サクラさんが素晴らしい。
山田涼介さんもじっくり観たことはなかったが、いつものアイドル山田涼介では見られない、だらしないようなちょっとイッちゃってるような笑顔を見て素直に「あ、演技上手い」と思った。
冒頭から最後まで犯罪者達の世界を垣間見ているような、最初は嫌悪感すら覚えたほどだが、話が進むうちに犯罪を働きながらも自分が生きていくために、文字通り必死に生きている彼女らの姿に魅了されていった。
犯罪者も人であり、人でなしみたいなやつらもいるけれど、自分の芯には大事な人がいたり、愛した人がいたり、愛された人がいたり..
その愛の形も言葉では言い表せられない
ほどの形があり..
なんだか終始観ながらも色々と考えさせられた作品でした。
テンポも良く、だれることも無く面白く鑑賞できました。
とりあえず役者さんが豪華だった..
みんなかっこいいよ..
まとまりませんが、私は好きな作品です!面白い!