☆俺基準スコア:2.1
☆Filmarks基準スコア:3.3
ジョージアの小さな町で日用雑貨店を営むエテロは、48歳1人暮らしのぽっちゃり女性。日課のブラックベリー摘みに出かけた朝、黒ツグミの美しさに見惚れて崖から転落しかけ、九死に一生を得た。その興奮からか、店にやってきた配達員のムルマンに迫りカラダの関係を持ってしまった…
「ブラックバード、ブラックベリー、私は私。」
以下、ついに48歳でネタバレしてしまった。
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ジョージア(グルジア)の映画。劇中の言語や文字はまるで理解できないんだけど、描かれている内容は万国共通…いわゆる「おひとりさま」の生き辛さの話。俺は三浦透子の「そばかす」を思い出した。エテロの背景…出産後ガンで亡くなった母、冷たかった父、支配的な兄の存在…がゆっくりと判るにつれて彼女の性格と思いが理解できるようになってきます。
劇中出てくるエテロが食べてる〈ナポレオン〉が印象的。遠目には食パン一斤に見えるけど、よく見るとミルフィーユという菓子ですな。美味そうなんだがカロリー高そう…