OSHO

スイート・イースト 不思議の国のリリアンのOSHOのレビュー・感想・評価

2.9
ちょっと不思議なロードムービー。
映画館で観て、ここまで刺さらなかった映画は久しぶり。

現代版『不思議の国のアリス』みたいな宣伝をしているけど、別次元の世界というよりは、ちょっと不思議なことが起きるだけだし、『ボーはおそれている』の女子高生版のように感じた。

修学旅行でワシントンへ。主人公の女が夜(たぶん禁じられてる)バーに行くと、陰謀論に取り憑かれた男の銃乱射事件に遭遇してしまう。
トイレの鏡の裏から何とか逃げ切るも、そこからアメリカ社会のちょっと不思議なことに巻き込まれていく…というストーリー。

主人公を演じたタリア・ライダーさんは凄く綺麗なんだけど、ハマらない映画だと主人公が綺麗なこともイライラしてくる。
日本映画で言えば、橋本環奈さんを主人公にしたラブコメ映画を作れば、赤字にならないくらいにお客さんが入ってるかな…的な制作側に対する不快感。

陰謀論を信じる人や新興宗教を入れれば、現代の社会派的な映画になる…という感じなのも安易に思ってしまった。
OSHO

OSHO