富樫鉄火

母の富樫鉄火のレビュー・感想・評価

(2022年製作の映画)
3.5
#93 EUフィルムデーズ
不妊に悩む演出家が、アフリカのスラムで子供演劇活動に打ち込み、子供たちの「母」として再生していく話。
たいへん真摯な作風で、特にスラムのパートはドキュメント風で感動したが、「不妊」「貧困スラム」の2つのテーマがどちらも強烈で、どっちつかずのような印象だった。
ラストでモデルとなったご本人が登場するが、長すぎて、これなら最初からドキュメンタリーにしたほうがよかったのでは。
富樫鉄火

富樫鉄火