事実を把握していたけれど。。。
ワインスタインの名前が出るたびに不穏なBGMを流すことで明確な線引きをする。断罪。
これはドキュメンタリー製作者からのメッセージでは?もしくはなんらかのヒント?
つまり、
監督作品の多くでテーマになっている
「酷い目に合わせたやつにやり返す」
ヒトラー
奴隷制時代の白人
チャールズマンソン
これらを題材にしておきながら、目の前で起こっていたより身近な事件に触れないでいることができるんだろうかと。
ハーヴェイワインスタインの性加害への倍返しだ!アンサーこそが最後の10作目になるべきでしょうと言っているかのような。
監督としての自分を大きくしてくれた父親のような存在を自身の監督作品で殺す。
監督業の幕引きとしてもってこい
むしろそれ以外だったら逃げたと思われても不思議じゃない。
「再び舞台は日本。あのキルビルの続編。ユマサーマンと再タッグ。巨悪はジャニー喜多川をベースに!!」
これだったら正直がっかりでしょう。
ハーヴェイワインスタインをベースにつくったヴィランにはタランティーノの監督人生の父・ハーヴェイカイテルを。
拳なのか拳銃なのかマシンガンなのか火炎放射器なのか、とにかく正義の鉄槌を下す役の一人をタランティーノ本人が演じることで美しく終わらせましょう。有終の美、飾りましょう。
楽しみ〜 期待。