とにかく圧巻のSF大作。エドワーズの視覚効果はとにかく美しく、ジマーの音楽は壮大以外の何者でも無く、ウォイルズはワシントンを凌ぐほどの存在感と演技力で、日本文化への言及も比較的正確かつ自然で嬉しかった。
脚本の面でこの映画が完璧だとは言えないが、視覚的にも主題的にも挑戦的な本作は映画を永遠に変えてしまうだろうと思った。それはIMAXで観るべきフォーマットとしても、AIへの問題提起を促す主題の現実性としても、人間味溢れる脚本にしてもそうで、言葉では言い表せないが、エドワーズは何か大きなことを成し遂げてくれたと思う。もう一度観たい。