このレビューはネタバレを含みます
ネタバレチェックにしておきます。
観た人限定で浸るために。
あいたくて、会いたくて、逢いたくて。
そういう話でないのです。が…
原作無し(多分)のSF映画。
今流行りのAIが暴走する近未来、でも恐らく悪いのは彼ら(AI)ではなくてこちら(人間)。
世界観含めて一から構築するのって恐れ入ります。それでも本編始まって…
変なフォントの日本語(そこは明朝体でしょと言っておく)にまたまた変なジャパンか？エリジウムみたいな話か？なんて斜に構えて望んだらば、返り討ちにあいました。良かったですの。
フンワリなあらすじは、僕と最終兵器彼女(子供AIアルフィ)の逃避行inトゥモロー・ワールド(アルフォンソ・キュアロンのやつ)。
全然違う…言いたいだけ😑
ビジュアル的に第9地区やブレードランナーっぽくもありウォーターワールドやローグ・ワンっぽくもある。監督の履歴作のそのローグ・ワンのときのヤシの木のある湿地帯での戦闘場面でも思いましたが、何となくベトナム戦争も想起して、AI達を狩る人間たち…何かの隠喩とも読み取れます。
要はあれもこれもてんこ盛り。でも話の軸はブレてないので、脱線することなくラストのたたみかけはエモくてホロリでした。
頑張れアルフィ、走る彼女を応援しつつ、ラストの救世主となった彼女の笑顔が忘れられないのですが、その前の…
あぁ…やっぱり予期せぬ彼と彼女(アルフィではない)の刹那の再会がせつない。
