SWと共に

ザ・クリエイター/創造者のSWと共にのレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
4.2
お気に入り「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズ作。
ギャレスが語る本作の世界観は、「ブレードランナー」が舞台の黒澤映画のイメージ。
まあ、わからないでもない感じ。なんといっても龍角散ダイレクトが。。。ただ、なぜだろうとても既視感を感じてしまって、新鮮味に欠けてしまったところが自分にとってのマイナスだったか。多分、「GODZILLA」「ローグ・ワン」のような感じだったからか、それも渡辺謙が出演しているからか。それとも、「アバター」を感じてしまったからか。
予告編から期待をかけ過ぎてしまったところもあって、思わずネガになってしまったけれど、好きです。

AIの遠くない未来を描いて、共存勢力と未知・変化への恐れに対して力づくで伏せてかかる旧人類勢力。メタファー的に姿を変えて現在の局所で起こっている争いへのメッセージ性のストーリー展開は好み。
もちろん、映像美や世界感、メカキャラの造形は素晴らしいし、毎度ながらハンス・ジマーの音楽はもう魔術としか思えない。
アルフィー役の可愛いいマデリンちゃんの演技も素晴らしい。
もうちょっと、あそこまでAIの力が発達していたら、もっと防備も戦力もとの突っ込みは当然だろうけど、それはAIと人類の共存には、そんなものは不要という信念があるからだろうと勝手に思っているのでよしということで。
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