近未来SFってジャンルとしての知名度とか人気度の割には意外と作品数は探しても少ないし、その中でも面白いと思えるものってさらに少ないよね
個人的にはめちゃくちゃ好きだったけど賛否両論っぽい?
現実と空想のキワキワを攻める必要がある以上、近未来SFって現状ありえてないことをどれだけありえそうにリアルに作れるかが重要な気がしてて、この作品はその部分が結構満足だった (そもそもゴリゴリの途上国アジアを舞台にしたSF作品自体新鮮だったし) 人間とAIの差を曖昧にするのはありがちとしてもそれを上手く雰囲気もひっくるめて映像化できてたのがよかった
もうこの際ヘンな日本語どうこうは諦めた方がいいかもと腹括っておくのは必要かも
ギャレスエドワード節も効いてるけど扱う題材が題材だからブロムガンプっぽさも濃い
割と勧善懲悪?でベトナム戦争とかイラク戦争を意識してるのは露骨すぎちゃうんだけどそれでも独立した1つの作品としてのSFで久しぶりに満足して見れたのはひたすらビジュアルが好みだったからなのかな
ストーリーは手放しに満足とは行かないけどビジュアルがアツすぎたからこの際どうでもいい 自分の映画に対する評価基準にビジュアル要素が多く占めてるんだなって再確認できたのも収穫
