アマプラでレンタルしたものをiPadminiにダウンロードして、移動中の新幹線で見ました。
ダウンロード品質の設定をミスしたのか、画質が悪く、かつ、全体的に暗いシーンが多いためちょっと視聴環境がいまいちだったと感じました。
さらに、話自体も何やってるのかよくわからないストーリーなので、結果的に自分の子供のコピーを助け、妻（もどき）に再開できたので主人公は良かったね。世界はこれから人とAIの共存が始まっていいですね。ってことなのかなぁ？と感じていました。
なんとなく全体的に違和感/チグハグを感じるヘンテコ映画に感じました。
…と、初回は視聴環境酷かったし再度テレビで見るかぁ〜と見返すと印象がやや変わりました。
まず、映像はいいですね。個人的にヘンテコSF表現やでっかくて角張ったメカなどは大好物なので満足です。
さらに、ストーリーについても、これは"人とAIのハートフルSF"なのではなく、"エンディング後にAI支配が開始されるホラーSF"なのでは…と感じました。
前者で受け取ればターミネーター2。後者で受け取ればエクス・マキナ。に近いかもと。
初回感じたチグハグ感もAI側が意図的に人間を騙しているからなのではないかと感じるようになりました。
何が正解がどうかはわかりませんし、正直どっちでも良いと思いますが、受け取り方が人によって様々だろうなぁ。と感じましたし、それこそがAIを人類がどう受け取るか、現時点では不確定でまちまちな事を示唆しているのだとしたら面白いなぁと考えたりしました。
自分はテネットのジョン・デイビット・ワシントンが好きなのですが、『自分が何をやってんのかわかってないキャラを演じる俳優』という印象があったので、今回もその役割を存分に演じたのではないかな。と感じたりしました。
あと、なんで今さらレディオヘッドの曲（Everything in Its Right Place）を挿入したのかなあ。というのが気になる部分でした。
