作品自体はかなり雑だが低予算でなかなか頑張った。
ローグ・ワンの時は設定がほぼ決まっていて、その中での遊ばせ方は自由みたいな感じだったから粗さも飲み込めたけど、今作は途中まで、いや最初から最後までどうなるかずっと落ち着かない。
しかし40年後もアジアはナメられたままだ。万能AI(のはず)の子供までいるのに弱いことったら。アメリカに蹂躙される感がベトナム戦争みたいで複雑な気持ちになる。
爆破されゆっくりと墜落していくノマド。
この監督の爆破シーンはいつもスローモーション的で、静かで、美しい。
アルフィー、最後満面の笑みは怖い。