原作を読んでないせいか…ちょっと私にはエピソードの積み重ねや繋ぎ方にスムーズさがないのが気になった。
盛り込みたいテーマが多すぎたのか散漫になったのか。。
観ていていろいろと唐突というか、「え?そうだったの?」とか「えっ?いつの間に?」と思ってしまうことが多すぎた。
で、結局何を伝えたかったのかがいまいち響いてこない感じでした。
まあ、「違う人間同士でも、わかり合えなくても、寄り添い合うことは出来る」とか、多様性や性差別の問題、そして朝の成長や槙生の変化などを描きたかったのはわかるんですが。
最初はぎこちなかった二人の関係が、次第にお互いに慣れていくにつれて、朝に凄く茶目っ気が出てくるところは可愛くてとても良かった。
だんだん二人の生活が馴染んでくるにつれて、乱雑だった家の中が心地よさそうになっていく描写も良かった。
私があまりハマらなかったのは、うちは三姉妹が物凄く仲良くて、姪っ子のことも私は生まれた時から溺愛してるから、槙生と姉の確執の部分があまりピンと来なかったせいかもしれません。
原作は良さそうなので読んでみたいな。