正直もっと大暴れな瀬田なつきを求めている
が、瀬田なつき全肯定botなので星5です🎉
大好きな監督の作品だから心身が健康なときに観たい…と思っていたら年末になりアマプラで観ました。自分最低すぎる。
すっかり商業映画作家となって、かつての短編作品に顕著に見られたような奇才ぶりはなりをひそめたように思えるものの、他者との交わらなさを否定せず描く感じはむしろ瀬田さんらしくもある。「5 windows」や蓮沼執太MVでも、この登場人物ってもしかして幽霊的な何か??と思わせるほどに、人と人が交わってるようで交わらない、不思議な余韻を残してきた。
「みんながバラバラなまま同じ空間にいれたら嬉しい」というのは私の知り合い(といってももう忘れられてそう)が言っていた言葉なんだけど、まさにこれで。『違国日記』では、実里に対する感情が槙生と朝で異なるもののそれが2人が仲違いする理由にはならないのが素敵。対象が映画や音楽とかであっても、こういうシチュエーションってよくある。同じ考えじゃかったとしても、その人のことを嫌いになったりはならないのよ。だから我々は、AKBは嫌いでも前田敦子のことを好きでいることだって可能なんだ(なんか違うぞ?)
あとやっぱり瀬田さんは憧れの女に黒髪ロングストレートヘアの子を据えるのは原作に沿っているからなのか、やはり趣味なのか。それを解明すべく、我々は本屋へと向かった────