「サイコパス」というワードに頼りすぎで言葉が軽い印象を受けたし、連続殺人鬼狙われる被害者たちの共通点もこの類の作品でありがち（少し設定に特撮感あり）、登場人物たちの行動原理や人間関係の変化も特に驚きはなく王道的な感じ。オシャレ感や寓話感を出そうと絵本に絡めているのもスベってるのでは?
色々ダメ出しをしたが、こういうジャンクフード的な作品は嫌いではない。軽い気持ちで鑑賞したけどそこそこ面白かった。たまにこういう作品が見たくなる、うん。
最後も、胸糞エンドともある種のハッピーエンドとも解釈できる終わり方で個人的には好き。
亀梨和也も良いが、サイコパス感でいうと染谷将太のほうがリアルで怖かったかな。
