そういえば高校生の頃「チョン校マヂ怖え」と思っていたなあ。
「ヤツらは1人やられると全員で来る」
「囲まれて『名前を言え』と脅されたので、ふと目に入った看板を見て『エー・ギョーチュー(営業中)です』と答えたら放してくれた」
みたいな都市伝説も流布してた。
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お話の作り方がうまい。
まず冒頭のバス横転シーンで彼らが<何するかわからんキチガイ集団>であることを描く。
しかし中に入れば、彼らも同じ<人間>だとわかる
閉鎖的な朝鮮人社会だったり、河原で乱闘したりと、集団レベルでは相容れない。
しかし個人レベルなら愛も友情も生じる。
ようするに、「色メガネをはずそう! そうすれば人間が見えてくる」という啓蒙映画でした。
……在日という重いテーマを軽くみせようと、コメディータッチの描写が多いけど、マンガで勉強しても面白くないのと同様に、どうしたってコメディーにはならんよ。