主人公の清澄は孤独を好み、単調なマンション管理人をしながら音楽を創ることに熱中している。彼が創り出す音楽というのがどうも自分には合わず最後まで違和感。ヒロインの潮を惹きつける音楽こそはこの映画の重要ファクターだろうから自分にはちょっと痛い。キャストは皆好演しているだけに残念。
印象的だったシーン。潮が窓硝子を割って清澄の部屋に現れるところ、3人が信号待ちしてながら語り合うシーン、新人歌手辻井凪が歌うところ（駒井蓮が演じているらしいが案外上手い）、それからヒロインのウシオが仕事の同僚から食らう「パクチー攻撃」。ほんとに止めて下さい。
