ゆ

バジーノイズのゆのネタバレレビュー・内容・結末

バジーノイズ(2023年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作と出会ってから5年弱、こうして映像作品となったバジーノイズの世界とまた会える日が来るとは。キャスティングが発表されたときは少し不安だったけど、蓋を開けてみればしっかりと清澄と潮が生きていた。アイドルとしての拓実を知っているから尚更すごいなあと思った。
本編はやはり改変が加えられているところが多くあるし、割と作品の軸になっていた箇所(「割った窓」「海へ行こう」といったキーワードや清澄が沖に着いて行くことになるまでの経緯など)があっさりとしてしまっていて、キャラクターの良さがあまり伝わらなかったなあと思うところもあるけれど、好きなものにまっすぐ生きるAZURのメンバーたちがとても眩しかった。
あとは劇伴がめちゃくちゃ良い!さすがYaffleという感じ。打ち込み音楽がアレンジされていく様が興味深かった。サントラ楽しみだな〜。
ラストは原作とはまったく違っていたけれど、映像作品だからこそできる演出で、個人的にはこれはこれでアリ!
ゆ