ジャッロ映画にありがちな過度な残酷描写を敢えて避け、人間の内面的な鬱屈を描き出した傑作。原案と助監督に『死んでいるのは誰?』『暴行列車』のアルド・ラド監督が名を連ねており、楽曲に『イル・ポスティーノ』でアカデミー作曲賞のルイス・バカロフさんと一流スタッフ。主演のトーマス・ミリアンさんが歌う『My Shadow in the Dark』がいつまでも耳に残る。キーマンとなるマッテオ伯爵演じるピエール・クレマンティさんの中性的な魅力にハマる事間違いなし、と真面目に言ってみたけど、オープニングタイトルのヌードがよかった笑。