見えざる手のある風景のさんのネタバレレビュー・内容・結末

「もし地球が植民地化されたら」という設定は良かったけど、何が言いたいのかよくわからなかった。
資本主義だね、弱肉強食だね、それで…？
結局、弱者は一生奴隷でーすって感じで救いもなくて…。
主人公母が今後の人生を悲観した発言をした娘に「希望がなくなるようなことを言うのね」って怒って席立ってたけど、この映画こそ希望を失わせるような映画だなと思った。

人間とヴァヴヴとの関係が大きく変わるような展開を期待したけど、主人公はプライドはあるが勇気や大志がある訳ではなかったので、大きな変化がなかったのが残念。
あと、主人公家族がお金あるのか、ないのかよく分からなかった。
食事は質素なのに油絵の具とかペンキとか大量消費してるし。

いろいろと上手くいく黒人家族と、いろいろうまくいかない他責思考の白人家族の対比も含めて、何が言いたいのかよく分からなかった。