『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』アレハンドロ・モンテベルデ監督作品。
南米の児童人身売買を描いた物語。
ジム・カヴィーゼル演じる国土安全保障省のティム捜査官は誘拐され犯罪組織による児童人身売買を追っていた。
その中でホンジュラスで誘拐されコロンビアの人間に売られた少年を保護し、さらにその姉も追う流れ。
まず阪本順治監督の『闇の子供たち』を思い出してしまいました。
子供らを当たり前のように誘拐して売買する世界に
見ていて胸糞が悪くなる。
こんな事象が恐ろしいほどの数にのぼるほど世の中にはあるという事実は本当に衝撃的。
日本は平和なのかもしれないと思う。
映画作品としてはいかにもヒーローものっぽく描かれ過ぎて「ん?」とは思いましたけどね。
その分見終わった後の虚しさは『闇の子供たち』ほどではなかったかな。
ただ知っておくべき話ではあります。
【TOHOシネマズ岐阜】