ねぎおSTOPWAR

幻想の中の君のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

幻想の中の君(2013年製作の映画)
3.8
BSスターチャンネル
【GWスペシャル!【STAR2】5大企画一挙放送 マストで観るべき本邦初公開韓国映画2 】
ってことで放送された5作品のうちの一本です。

女性監督カン・ジナさんが脚本・監督を担当した作品。
さらにカン・ジナさんが代表を務めるクラーケンが製作。
共同脚本のチェ・ヨンリム女史は編集の一員。
・・このお二人の女性目線での物語と認識。

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ヒョックン(イ・ヒジュン)【劇中字幕ではヒョクグンとありますが、たぶんヒョックン】は彼女チャギョン(ハン・イェリ)と交際中。・・もうひとりチャギョンの親友でキオク(イ・ヨンジン)の3人は仲良しなわけです。
ある夜、キオクに届け物をしたチャギョンは「ヒョックンが帰ってこいって言うから」とキオクの自転車を借りて帰路につきます。その自転車は故障していてブレーキが効かずに交通事故に遭い還らぬ人となってしまいます。
そもそもヒョックンに思いを寄せていたキオクと、死んだことを認められないヒョックンは心に傷を抱えたまま一年の時を過ごします。そして未練からか・・成仏できないチャギョンが二人の前に姿を現し・・・
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大切な人を亡くしてしまうと、それまでの心のバランスはもはや取れなくなり、思いが強いほどに壊れ、さらに周囲を傷つけてしまうこともあるわけで。
ヒョックンの「無理とはわかっていてもでも・・」という気持ちは痛いほどにわかるし、キオクはまた親友チャギョンの死と、その姉の干渉と、好きなヒョックンに手が届くのに彼は引きずっているからアイデンティティは居場所を失う。チャギョンは「なんで自分だけが・・」と思うのは当然で、皆がどうすることも出来ぬままに時間は過ぎ・・。

このね、男のわしにとっては「ちょっと長いんじゃないか・・?」と感じるくらいの心の揺れがジワ―――っとずーーーっと描かれるわけです。やっぱりね、キオクがね、男が描くとこうはならないと思うわけです。男って女性には理想を求めるというかこうあって欲しい思いを押し付ける。その点今作のキオクという女性はリアルな女性なんでしょうね。言葉で綴るのは難しいんですが、カン・ジナ監督とチェ・ヨンリムさんが作ったこの女性が生々しい。何て言うかなあ・・好きな気持ちが爆発したり、だから嫉妬するし、理解して「わたしはチャギョンの代わりでもいい」とか、でも女として怒るとか、もう我慢できなくて逃げようとするけど、でも好き!ってなったり・・・・・いやあこれって、こんな人知ってる。😅


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