特売小説

ラ・メゾン 小説家と娼婦の特売小説のレビュー・感想・評価

ラ・メゾン 小説家と娼婦(2022年製作の映画)
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娼婦としてのお仕事に勤しむ様子をスプリットスクリーンで見せてくれる行なぞ白眉、なんてサービス満点なんでしょうと思いましたけれども。

妹による常識的で吐くほど詰まらないお気持ち表明であるとかヤバい客との遭遇など、同じ意味合いの場面が何度か繰り返される仕様はちと鬱陶しいなと思いました。

え、ランタイム90分に満たないんだ体感130分くらいかと思ってたわ、みたいな。

或いはまた男の自尊心なぞ例えばフィンガースナップ一発で粉砕し得るというエピソード、いやさエピソードじゃねえな単なる説明的な台詞だなありゃ、にフォーカスをしておりますけれどもそれ何度擦られてきたと思ってるんだろう、みたいな、実際の取材に於いても余っ程なにも起こらなかったのかしら、みたいな。

物語としては大前提と思しきところを得意げな面で結末としていらっしゃるようにみえ、そりゃそうだろうという感想が精々でしたよ、と。
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