叡福寺清子

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?の叡福寺清子のレビュー・感想・評価

3.5
フランスの原子力産業複合企業であるアレバ社の労働組合書記長であるモーリーン・カーニーさん.社長のアトミック・アンヌことアンヌ・ロベルジョン社長と二人三脚で,社を支えていました.が,そのアンヌ社長が交代.新社長が中国との協力関係を秘密裏に計画していることを知ったモーリーンさんは,5万人の雇用を護るべく計画中止の奔走します.そんな折に起こったのがモーリーンさんへの暴行事件.果たして事件の真相は・・・

新体制となった経営陣と交渉や政府要人との根回しがメインの政治活劇と思ってたら,後半で事件の真相を追求するサスペンスになったのでちょっと驚いた三遊亭呼延灼です.こんばんわ.
目立ったのは,捜査当局と最初の弁護士の無能なお仕事ぶり.古今東西の当局が犯人ありきで捜査するのは今更な話なのでそこはいいのですが,弁護士さんよー.もうちょっとしっかりしておくれ.右肩の負傷なんて見落としようがない事案じゃん・・・・・・

えっ!?イザベル・ユペールが1953年生まれやから今年70歳!!!!!!!!!!!いや,ちょっと信じられないんですけど.

フランス映画界は,事実に基づく物語とか製作してる時間あるんだったら,ユペールさんの美貌と若さの秘訣をドキュメントした方が集客できるんじゃないかしら.