まず、映画の内容に関係ない話を書く。
客が最悪の上映回だった。
私の席の左右には10代の子達のグループが座っていた。
私が席を選ぶ時点では、誰もいなかったので中央の列は外して、席だけ真ん中らへんを取った。
実際にほぼ空席で人がおらずガラガラの回だった。
2つの若者グループは何故わざわざこの列を選んだんだろう。
一瞬、「もしかしてお互い知り合いで私がお邪魔虫？」と思ったが、他人のようだ。
劇場の配置的に中央の列ではない。
私なら沢山席が空いていたら、他人と近い席は遠慮するが、まぁ観やすい列を選んだんだろう。と考え、
「せめて一つ席をあけてくれたら嬉しかったなぁ」
くらいに感じていた。
が、上映中、左隣の女子グループが、スマホを何度も見ていて画面の光がチラチラと目に入ってハズレだと思った。
とっても邪魔だ。しかし、最近はよくある事なので我慢した。
なぜなら、右隣の男子グループが映画開始と共に普通に会話しだしたから。
驚いてそっちの方に意識を取られた。
しかもチラッと見てみると隣の子が土足で体育座りをしていた。また驚く。汚い。
しかも前のめり、体育座り、というのを落ち着きなく何度も繰り返す。視界に入るし動作音が煩い。
その間、彼らはずっと喋りながら観ている。
ポップコーンを食べる際には、ガラガラと音を立て探しまくって口に運ぶ。
私もポップコーンは好きだ。
豆を購入して家で毎日のように作るくらい好きだ。
たまに映画館でもポップコーンを買う。
しかし、音には注意する。
隣の彼の咀嚼音はとても響く。何故？またチラッと見た。
口を開けて食べていた。そりゃそうなる。
しまいには、ポップコーンを食べきれないからと中腰になり歩き友達のポップコーン入れに移しだした。「ここ映画館だよね？」と思うくらいガラガラガラガラ大きな音を立てていた。
私は映画に集中しようと頑張るがイライラが最高潮に達してしまった。
その時、彼らは会話し笑っていた。
ついに、うるさいということを告げた。
「すいません」と謝ってくれた。
よかったとホッとして、映画にまた戻った。
しかし、体育座り、前のめり、ガラガラ音は続き、暫くすると私に言われた事をもう忘れてしまったのか会話が始まった。
3日坊主ならぬ30分坊主。笑った。怒りで。ここは家か？
映画が終わった後に、一言言いたかったが、エンドロール中に大きな声で戯れ合いながらすぐに居なくなってしまった。
私はエンドロールは最後まで観る派なので言えず。
はらわた煮えくりながら観た映画は、こういう感じのストーリーで進むのねと思った。
印象としては、恐々ホラーという感じでは無かった。
思っていたのとは違ったけれど、最近のホラー映画にしてはちゃんと作られていたと思う…が、ホラーのジャンルでいいのか？
今思うのは、あんな感情で観てしまったこの映画に対しての謝罪だ。
一生懸命作ったはず。すみません。
正直、スコアは3.2くらいの感じだが、冷静に観れなかった申し訳なさで3.5にしました。
