いまだに岳龍って誰よって感じだけれどまあ石井さんのやる事は全て受け挿れるカラダにさせられてしまったあたしなのでこの作品ももちろん好き❤︎
だいたい石井さんが作ってきた映画にエンタメ性なんて元から無いと思うのよねあたし。
デビュー作から数学できんがなんで悪いとやー！って爆裂してきて、その爆風に皆んなうおぉ！ってなってただけなのね。
けど石井さんには外への爆裂とは別の、内に向けた素晴らしい逆噴射があると思うの。
だけど皆んな外向きの『エレクトリックドラゴン80000V』とかが大好きで、『ユメノ銀河』とかコレみたいな内向き逆噴射にはそっぽ向いちゃうのよねまったく…ってごめんなさいね、一見外向きかと思いきや内宇宙に大爆裂していく『五条霊戦記』なんかボロクソ言われるもんだからつい…。
「映画を撮ってない時の自分は死んだも同然」なんて発言してるぐらいだから、石井さんにとって映画はエンタメじゃなくて生存をかけたアクションなのねきっと。要するに映画人として誠実なのよ彼。たまんないわ。
けどこの作品くらい内宇宙アクションにだけ徹したものもなかなか無いと思うし、そういうもの作るってこと自体がすごい外向きなアクションだとも思うわけ。
けどやっぱ聰亙って名前の方が好きだったなーあたし。
