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Red Island(英題)
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『Red Island(英題)』に投稿された感想・評価

[ある少年のマダガスカル駐在記] 50点

ロバン・カンピヨ長編四作目。カンヌにもヴェネツィアにも行かず、カンヌ終了後にフランス公開後、サンセバスチャン映画祭のコンペに選出されるなどの謎ムーヴで昨年の私を大いに困惑させた一作。時は1971年、フランス軍が撤退する前夜のマダガスカルにて、主人公のトマ少年は人気YAシリーズ『Fantômette』の世界を夢想しながら過ごしていた。物語は彼の窃視的な目線から、マダガスカルを去る直前のフランス軍人一家の生活を観察していく。トマの父親ロベールはアルジェリアやチャドなどを転々としてきた職業軍人で、今では母親コレットと微妙な距離がある。その大きな原因として描かれるのが、現地人に対する差別的な意識である。冒頭のパーティでは、現地人の下男を会場から追い出していたり、新任の青年軍人が地元女性と恋仲になったのをせせら笑っていたり。また、彼らの無意識的な差別目線として登場するが、"ここに来たら誰もが欲しがる"という、まるで地図のような模様の入ったアラゴナイトの机である。というように、一つ一つの描写は丁寧でとても良いと思うのだが、全体的な軸がノスタルジーだけというのが弱すぎる。主人公の窃視的な目線も、『Fantômette』の主人公だけが見える世界という意味や、母親の微妙な変化にトマだけが気付いているという設定には結びつくが、それだけに留まっているように見えるのも惜しい。エピソードと呼ぶには弱すぎる断片すら全く結びつかないので、映像以上の深みを感じられず、非常に残念だった。どうしたんだよ、ロバン・カンピヨ。