shimiyo1024

闇を横切れのshimiyo1024のレビュー・感想・評価

闇を横切れ(1959年製作の映画)
4.6
20231115
スクリーンにて、3回目
やはり、叶の輝きに、落涙
緑のピッタリカーディガン

〜〜〜

20210123

スクリーンでの初見以来、DVDで2回目
『アシュラ』との二本立てで

素晴らしさ再確認ポイント多数…

叶のファッション、ヘアスタイル、良すぎ、ベスト叶

〜〜〜

久々の神増村認定…
開幕のパンしていく都市夜景でただ事じゃないなとテンション上がり、汚職にまみれた架空の地方都市・玄海市が舞台とわかって韓国映画"アシュラ"も脳裏をよぎり、王道要素も盛り盛りで最後まで引っ張られ続け、満足度がすごい

例によってタイトル出るタイミング最高、そしてそこからやっとスタッフキャストクレジットが始まり、しかし裏では劇が進むという珍しく渋い演出
クレジットにも音楽担当者がなかったのでまさかと思っていたが、劇中の音楽は現場で鳴ってる音楽以外には無し!ゆえに悲哀満ちた山村の口笛が際立ち…

まずもってプロットの出来良すぎ、キャストの適材適所、充実すごい
山村、高松、八潮、滝花、潮、浜村、飛田、守田、村田、みんなすこ…
ポンコツ巡査、写真屋など、若干のゆるいユーモア要素のバランス感覚も良い

叶は今まで見た中で一番良いキャラ&魅力あった、ああいう急峻だけど限りなく真実な愛好きすぎる、川口とのカップリングも良かった
山村の裏が明らかになっていき、一体どう動くのかが一番ハラハラさせた、理想を諦め耐え忍んできた報道人としての最後の良心と出世の恩義の板挟みになり、可愛がってきた川口に未来を託し、最後の決断を飛ばすペンタゴンペーパーズな流れ、自らの命でもって贖罪、都市の悪を清算し、去っていく姿などアツすぎる、そしてあの描き切らない胸を打つラスト…
shimiyo1024

shimiyo1024