イスケ

ドライブアウェイ・ドールズのイスケのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ブラックユーモアに乗せて社会的なメッセージを送るのは、監督らしいっちゃらしいんだけど、いかんせんコメディとして笑えたところがほぼ無くてですねw (断じてシモネタ嫌いではない)

「マットデイモンなにしとんねん」とも言わせたいのであろう子供や子供心を持った大人が喜びそうな筋書きは、もういい歳になった自分でも十分ニヤニヤできたのは確かなんだけどなー。筋書きオチみたいな印象受けちゃった。

コーエン兄弟は近い将来、ホラー映画で再タッグを組むということなので、この作品を観てそちらへの期待が高まってしまったのが正直なところ。


今ひとつハマれなかった一方で、メッセージを伝える手段として女性にハチャメチャなシモネタをさせてしまうところは、この時代によくやれたもんだなとその実行力に感心してしまったし、むしろ性別に囚われていない印象を受けて好感がもてた。


無駄遣いというユーモアのもと、ペドロ・パスカルとマット・デイモンという大御所で物語を包み込んでしまうやり口も割と好み。

ジェラルディン・ヴィスワナサン、初見でしたが注目したい役者になりました。
そして、ビーニーは兄貴同様、相変わらず憎たらしい役をやってても可愛げがあって好き。
イスケ

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